福島のローカリストに出会うワーケーションツアー体験記(会津コース)

更新日:2022年06月10日

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会津コース 雄大な自然の中でアクティビティ ―磐梯町・猪苗代町・北塩原村

2泊3日、1月の厳しい寒さの中、会津の大自然と戯れるワーケーションツアーを開催した。開催日程はちょうど大雪にあたり、東京では見られない銀世界を堪能できた。

会津磐梯山の麓にあるコワーキングスペース「LivingAnywhere Commons会津磐梯」で、大自然を目の前にテレワークを実施。コミュニティマネージャーの蛯名さんから、テレワーカーと地域住民とがコラボレーションした新たな取組などの事例を紹介いただいた。

LivingAnywhere Commons会津磐梯

その後は、裏磐梯にある宿泊先の「BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSE」に移動。15年前に裏磐梯に移住したゲストハウスオーナーの金光さんが裏磐梯の魅力を語りつくす姿に、参加者からは「金光さんご自身が非常に魅力にあふれており、このような方がいること自体が会津の魅力の一つだ」と話していた。

BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSEの前で集合。参加者同士も交流を深めた。

おしゃれな施設内にはBARも完備

二日目は、裏磐梯の冬を堪能してもらうべくスノーシュートレッキングを用意。スノーシュー自体を知らなかった参加者からも、非常に楽しく、もっと早く知りたかったという声も聞かれた。

BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSEの周辺にて。辺り一面の雪景色を楽しめた。

最終日は、猪苗代町で廃校を活用した地方創生事業に取り組むRootsの長谷川さんと交流。地元の猪苗代にUターンで戻ってきた長谷川さんならではの視点で、これからの地域づくりにおいて地場の企業の責任を語ってくれた。

Roots猪苗代にて、長谷川さんと参加者で集合。様々な魅力が詰まった施設、そしてお人柄だった。

Roots猪苗代は内装も木材が多用され、キャンプグッズが充実していて胸が躍る空間。

私たちは訪れる場所、住む場所、暮らしの様々な選択をインターネットの情報で判断をしようとする。ただ、その土地がまとう空気や人々の心の温もりにはオンラインでは見つからないし、触れられない。五感で堪能して輝きだす魅力が会津には詰まっていた。

旅程

1日目

11:00 集合(郡山駅)
12:00 昼食(磐梯更科そば そばさだ )
13:00 テレワーク(LivingAnywhereCommons会津磐梯 )
16:00 チェックイン(BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSE)
18:00 夕食・交流会(BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSE) ★金光さん

2日目

8:00 朝食(BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSE)
9:00 テレワーク(BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSE)
12:00 昼食(BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSE)
13:00 スノーシュートレッキング
16:00 温泉(休暇村裏磐梯)
18:00 夕食・交流イベント(BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSE)

​3日目

10:00 チェックアウト(BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSE)
11:00 見学(Roots猪苗代)
12:00 昼食・交流会 ★長谷川さん
15:00 解散(郡山駅)

交流した方

BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSE 金光さん

出身は東京、15年前に裏磐梯に移住。スキー場で主に国際営業の仕事に従事した後、BANDAI LAKESIDE GUESTHOUSEを開業し4年。小さな村にも世界から旅人がきっとやってくると信じてこの村の魅力を世界に発信。

Roots 長谷川さん

出身は福島県猪苗代町、中学校卒業後カナダへ単身留学、23歳の時に帰国し約4年間国内自動車メーカーに勤務。経験を活かすために、父の経営する工務店のある福島県猪苗代町にUターン。その後、猪苗代町で廃校活用を軸にした地方創生事業の取り組みをスタート。今後は、観光業に参入し「遊べる暮らせる福島県」をテーマに、観光から移住に繋げる取り組みを目指す。

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